5年目になる第5期木の住まい教室の5回目、「家造りは楽しみながら」を市原市勤労会館YOUホールで行ないました。

今期から講師として参加頂いている寺社仏閣・古民家等を施工される大工集団を率いる斎藤さんに講義をしてもらいました。

斎藤さんの現場でのリアルな話と伝統技術を守る強い意志に参加者も深く聞き入ります。

メインは、全国代表の井上幸一氏をお招きし講習を行なって頂きました。住まい方、住教育として様々な事例を対比させて、木の住まいに対する本当の事を講話してもらい、他で聞けない内容に参加者も真剣です。

住教育カードを使って、カードのお題に参加者がそれぞれの想いを述べる事に皆でディスカッションしていきます。今回の参加者は住まい方にしっかりとしたポリシーを持っている方達でした。

建築の学生の方も1人おられ、「学校で聞けない内容にとても面白かった。機械よりも手を多く加える家は長持ちするということを更に感じた。」と感動の面持ちでした。未来に長く残せる住まい造りに頑張って欲しいものです。

最後に伝統の木組みのパーツを斎藤さんに解説頂きました。時間が過ぎても質問がやまず皆積極的です。少人数の木の住まい教室ですが、コツコツと家の本当の事を伝えていきたいものです。以前から、何故、日本の家は平均寿命が30年しか持たないのかが社会問題としてもいわれてきたと思いますが、現状において空家が年々加速度的に増えており、国も地方行政も深刻にとらえているようです。これまでの一般的な住宅のその現状に失敗の結果が数多く残されています。長持ちする家を創り残していく為に、今一度、古民家に見るような先人の知恵に学び、現代の家の感性に合わせた家造りをするべきです。住まい方を変えれば、家族のあり方が変わり、地域が変わり、未来が変るように思うのは、私だけではなく、現代人が多かれ少なかれ感じている事かと思います。