こちらの製材所は、長年御夫婦で営まれており、地元の業務だけに留まらず、ログハウスの製材・将棋の駒・盤等の依頼や、コアな案件も持ち込まれているようです。そこには、御夫婦の人付き合いを大事にする気持ちが滲み出ています。

今回も、通常よりも大きな杉の大木の製材を見せて頂きました。周りの辺材部分を剥しから始めて板状に製材していく工程です。参加者の中に30年程前に、こちらで製材をして家を建てられた方がいらっしゃいまして懐かしそうにオーナーと話されていました。

地元TVの取材の方も遠めに近めにと撮影に余念なく動かれていました。いい映像になりそうです。

御夫婦で手際よく連携されていて、ピッタリとした呼吸が合っている感じです。

良き木目と香りが漂ってきます。皆さん、ほとんど初めて見られる方が多いです。しかし、自宅の大事な構造材になる課程は、本来、長持ち住宅を望むならキッチンやバス・トイレを見て選ぶよりも重要だと思います。山の環境を見て、樹木を見て、製材工程を見て、乾燥させる状況を見て、大事な家の骨組みがわかります。素敵なイメージだけや、ミクロな知識より、良き住まいの学習になるはずだと・・・ともあれ楽しみながら家を造る課程を体感しなきゃなりません。